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哺乳瓶がヒント!高齢者向け器具(2019年NHKおはよう日本放送あらすじ)

高齢者に多く見られる誤嚥、その70%は誤って食べ物が気道に入る誤嚥性肺炎だといわれています。

高齢化すると、食べ物を飲み込む機能が衰えて、弁が閉じられなくなり、食べたものが誤って気管に入ってしまいます。

歯科医師、笠原さんが注目したのは、「舌」です。舌は口周りやのどの筋肉と連動しています。舌を鍛えると嚥下に関わる筋肉も鍛えられると考えたのです。

ミルクを飲んで大きくなる赤ちゃんは、飲み続けることで、飲み込む筋肉を育てています。それからヒントを得て、

同じように高齢者にも同じような運動を繰り返してもらうことで、飲み込む力を鍛えることが出来るのではないかと考えました。それから、吸い口の形を独自に研究開発し、「タン練くん」を完成させました。

その独自性が認められて、特許を取得することができました。また一般医療器具として、PMDAに認定されました。

和歌山県の健康フェアなどで、400名以上の方々の舌圧測定をして、舌圧と誤嚥性肺炎の関係を、口腔リハビリテーシヨン学会に大学教授(田村先生)と発表いたしました。

舌から連動する筋肉を鍛えて、誤嚥を防ぐために、赤ちゃんのように飲むだけで舌に大きな負荷をかけ、鍛えます。舌が、まるで重量挙げをしているように、吸い口を押しつぶし、引くことで、中から水分が出てきてゴクリと飲み込むことができます。この赤ちゃんと同じ動きを「吸綴反射」といい、赤ちゃんの生まれたての生命を支えている「本能」です。この飲み方を高齢者に思い出してもらって飲む力を鍛える器具が「タン練くん」です。

高齢者の命を救う器具として広がってほしいと願っています。。

また、年間40兆円といわれる治療費が少しでも削減されればいいと思っています。