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“小児嚥下と成人嚥下”の違い

人が生まれて初めての栄養補給は哺乳(おっぱいを飲むこと)です。赤ちゃんの口の構造はこの哺乳を行うために適した形になっています。また、哺乳のため、哺乳反射(赤ちゃんが口に入ってきた者を反射的に吸う動き)という本能を持っています。

主として舌の動きによって連続して、乳汁を摂取しています。

この頃の嚥下は

①口を大きく開けたみまま

②口腔内の奥まで乳首を引き込み

③舌を前後に動かすことで嚥下する「乳児嚥下」をします。

乳児嚥下から成人嚥下へ

乳児期に特徴的な口腔内の形態は成長するとともに大きく変化し、やがて消えて行きます。

また、下顔面の成長とともに咽頭腔(のどと声帯の周辺)が拡大し、喉頭の位置も下がってくるため、嚥下の動きは乳児嚥下から成人嚥下へと変化していきます。このような機能面の成長発達に伴い、また、大脳の発達と共に、反射の動きから、随意運動による「成人嚥下」へと成長していきます。

成人嚥下

口唇を閉じ、咀嚼や舌の動きによる食塊形成ができ、舌を口蓋(上顎の裏)につけて 上下の歯がかみ合った状態でものを飲み込むようになります。