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私の(特養)岩出憩い園で誤嚥予防トレーニングボトル「タン練くん」を使っています。

私の(特養)岩出憩い園は、ユニット型です。ワンユニットに10名の利用者が過ごしておられ、8ユニットあり、80名の利用者さんが暮らしておられます。

誤嚥の疑いのある高齢者が 平均ユニットごとに5~8人おられ、健康長寿のため、「タン練くん」を使用しています。

ベテラン介護士から、認知症のある利用者さんが、どうしても吸い口(シリコンゴム製)の部分を、歯で噛んでしまうと現場で報告がありました。

吸い口(シリコンゴム)は70キロの力で噛んでも、また、70キロの力で引っ張っても ちぎれないように作っていますので、しばらくは噛んでいても、なかに「味のあるジュースのようなもの」を入れてあげると、そのうち「吸うコツ」を覚えて来ます。根気よく続ける事がよい結果につながります。自分でたべられなくなって、介護士による食事介助の時間が長くなることを防ぐからです。長時間の食事介助は介護士を疲れさせる大問題です。その労力を減らすことも大きな目的であり、介護士に対するいたわりです。本人も誤嚥の苦しみを味わうことなく、介助者も長時間の食事介助から解放されます。

現場(利用者)が食べるための筋肉や、しゃべるための筋肉を取り戻して、活力のある生活になります。利用者も介助者も「楽」になるためには、舌力・口腔周囲筋を強いものにする以外に、衰えに対抗するものはないと確信しています。

食べることは健康を維持するための、一番大切なことです。衰えることは「死」を意味します。食べる・しゃべる筋肉を特殊な吸い口(この部分に特許取得しています)により、舌に強い負荷をかけ、とても、舌が疲れるほど鍛えられる「タン練くん」を使用して活力を取り戻してあげましょう。

われわれ福祉にたずさわるものにとって、利用者との会話はなくてはならない「生活の潤い」です。食べる力の源である「舌の力」がなくなると「舌圧」が低くなり 舌が動かなくなり、それとともに、とても重要な「会話」ができなくなります。

この二つのことは「生きる喜び」を失うことを意味します。私が一番避けたい「重要に思っている」ところです。

吸い口(シリコンゴム)に強い弾性があるので飲むだけでできる、とても短時間(2~3分)の命を維持するトレーニングです。

お年寄りを優しくいたわってあげて下さい。お願い致します。