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私達の口腔ケア 歯科衛生士 前仲 佐和

浦添市の市民公開講座「口から食べる喜びをいつまでも」からの引用

昔は「口は健康の入り口」と言われているように、近年、医療や介護の現場で口腔ケアの必要性が認知されてきました。

口腔ケアは、口の中を清潔に保つこと、いわゆる「歯みがき」と思われています。

確かに細菌数を減少させ、誤嚥性肺炎を予防するためには必要です。お口の中の細菌は、虫歯をつくり、歯周病の原因となり、口臭を生み出しますが、「歯みがき」で減らせなかった細菌は、舌や口蓋(上顎)、頬、歯茎にバイオフィルム(細菌の膜、ヌメリ)となって付着します。

このバイオフィルムを落とすには、会話をしたり、食べたり、笑ったりする日常生活の中で口腔機能を使うことにより落とせるのです。

口から食べていない、口腔ケアを行わないと、口腔機能が衰えてしまい、細菌が喉を通って気管に入り誤嚥性肺炎を引き起こします。

口腔機能の維持・増進するために、舌や口の周りの筋肉を鍛えるリハビリが重要な役割を果たします。

摂食嚥下障害を起こさないためにも、歯だけでなく舌やまでを含む機能を活発化させ、自分の口から食べてもらい、健康で楽しい日常生活わ送るためにも口腔ケアは大切です。

私達、歯科衛生士は診療室のみの仕事だけだと思われがちですが、今では診療室から外に出て、施設や在宅に単独で伺うことができます。

介護サービスのひとつに、歯科衛生士居宅療養管理指導があり、月に4回まで施設や在宅に伺い、お口の中をきれいにし、口唇、舌、頬を積極的に刺激し、口腔機能を高め、飲み込みを改善するためのリハビリを行っています。

口腔ケアの必要性が認知されてきたことにより、病院や施設にも歯科衛生士が配属されています。いつまでも健康で、身も心も豊かに暮らすことができるよう私達は口腔ケアを行っています。