舌圧はどこで計測してもらえるのか
舌圧はどこで計れますか?とよくお問合せがあります。
舌圧は歯科医院で計測できます。ただしどこの医院でも計測器を置いてるわけではありません。舌圧の低下から起こる症状に早く気づけば、早く対処でき、改善も早くなります。自覚症状としては「お茶や汁物などの液体でむせる」「飲み込んだ後に食べ物が口の中に残る」「舌苔(ぜったい)で白っぽくなるなどが挙げられます。
低下した舌圧は、舌を鍛えることで改善する可能性があります。舌圧が向上すれば、咀嚼力も向上して、オーラルフレイルや身体的フレイルの予防につながります。
方法としては、舌をしっかり使うことです。舌も筋肉ですから、負荷をかけたり動かしたりすることで運動機能が向上します。舌を上下にしっかり動かしながら飲むことで、舌の筋肉が鍛えられる用具も市販されています。また歌を歌ったり、人とおしゃべりしたりすることも、良いでしょう。
こうしたことは人とのつながりや社会とのつながりを維持することにもなります。生活の質も向上しますね。
噛むこと研究室サイト抜粋