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認知症で、飲み込むのが大変難しく、苦しいとおっしゃるお母様をお持ちの娘さんから大変難しい質問を頂きました。

高齢で半年前からデイサービスを利用されていたお母様が、飲み込みが苦しそうでトロミ付けた飲み物、食事を作って召し上がっていたそうです。ますますひどくなって、いまは、老人ホームで過ごされているそうです。タン練くんを4ヵ月まえに購入しニップルのレギュラー、トロミ用の1mm,2mm,3mmの穴のあいたタイプも購入された方です。

200ミリリットルのラコール(栄養補強溶液)に5㌘のトロミ製剤を入れて 3ミリの穴のあいたニップルだとたくさん出るので、口の中一杯溜まって ゴクリと飲むのが苦労しているように見えるそうです。ご質問は 更にトロミを強くして、そのまま、3ミリタイプを使うか、それとも、トロミ材を減らして1ミリタイプを使うべきでしょうかというものでした。

私は、まず、このコロナ渦で、老人ホームの職員のかたは、大変親切な対応してくださってますねと申し上げました。現場は人手不足で、なかなか無い事です。

管理栄養士の方や、介護の方々は、やはりトロミ弱くすることは、反対されるひとが多いのではないでしょうかと申し上げました。2ミリタイプをお使いいただいて、トロミ少し強くする方が現場の賛同を得やすいのではないでしょうかと申し上げました。

このような進行した状態を元に戻すのは難しいのは、わかっていらして、水分補給をしながら、リハビリをする事で、少しでも長く口から食べたい!という切なるお気持ちをお話くださいました。まだ、3週間強なので、もう少し長く続けて、少しでも筋肉が動くのを待ってはいかがですかと申し上げました。願わくば もう少し早い時期から初めて欲しかったというのが、私の本音です。苦しんでいる人が大変多いのです。