誤嚥性肺炎の症状
典型的な症状
1,発熱
2,激しい咳と膿性痰(黄色いタン)が出る
3,呼吸が苦しい
4,肺雑音がある
これらに加えて炎症反応(CPR上昇白血球増多)と胸部レントゲン写真で肺炎像があることで診断されます。
また、高齢者の場合は普段の生活で、肺炎とは無関係のような次の症状が見られる場合でも、肺炎の可能性があります。
1,元気がない
2,食事時間が長くなる
3,呼吸が苦しい
4,食後に疲れてぐったりする
5,ぼーっとしていることが多い
6,失禁するようになった
7,口の中に食べ物をため込んで飲み込まない
8,体重が徐々に減ってきた
9,夜間に咳き込む
これらの症状がでたら、かかりつけ医か病院に相談しましょう
CPRとは、体内で炎症反応や組織破壊が起きているときに血中に現れるたんぱく質のことです。
嚥下障害のある患者さんでは、肺炎を起こすと上昇し、また治癒とともに下がるので、肺炎の診断や治療効果の判定に役立ちます。
病院長 藤島一郎先生の監修された文章より引用