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酸素吸入したまま むせて苦しいと息子の笠原歯科医院に来院された方がいます。

この方は82歳男性の方で、酸素吸入しながらタクシーでお見えになりました。とても苦しそうで声に力がなく、途方にくれているように見えたそうです。噛み合わせが悪そうだったので、義歯の調整をしたあと、誤嚥予防トレーニングボトル「タン練くん」をお勧めしました。舌圧計測をしたら14キロパスカルしかなく、誤嚥を疑われる20キロパスカルをはるかに下回っていました。使い方の説明をしましたが なかなか上手に中の水を飲むことができません。この方は「吸う」ことに一生懸命で、余り水が出てこないとおっしゃいます。「吸うだけではダメですよ、しっかり赤ちゃんのように舌を動かして下さい」と申しあげたところ、水が出てきて「コツ」がつかめたようです。舌を鍛える事によって飲み込むすべての筋肉を鍛えるのですよと、歯科医師である息子が指導したそうです。高齢独り暮らしの方で、デイサービスも利用されているそうです。身近に高齢化社会が見えます。これからすごい勢いでこういう方が増えるでしょう。皆様の苦しみが減り、楽しい老後を送ってほしいですね。