ほっぺた(頬)
食事 楽しんでいますか?
私の運営する特別養護老人ホームでは、80人の入居者の皆さんが、每日3度の食事を楽しみにしています。「明日はちらし寿司」とか「お魚料理」とか「ポテトコロッケ」などと会話されています。
食べることを楽しみにされています。
食べるために大切な働きをしている「頬」役割について少し考えてみて下さい。
口の中に入った食べ物は、舌と頬によって取りまわされて、歯の上に乗るように動いています。
ホントに無意識にうまく出来ていますよね。
よく噛みこなせたら、舌と協力しあって舌の中央に食べ物をのせ、うまく、舌が上アゴに強く押しつけてゴックンとのみこみます。
そのように動く訓練は すでに赤ちゃんの時からおこなわれていて、ミルクや母乳を飲む「吸啜」という本能が与えられているのです。
神様は見事な生きるための連携プレーを作り出しました。吸啜、咀嚼 嚥下(嚥下反射)と素晴らしく精緻で、人間が最期まで口で食べる楽しみを作ってくださったことに「最大の感謝」です。