コロナ禍の長引くマスク生活で「顔がたるむ」
口には、目と同等以上にたくさんの表情が現れます。しかし、マスクの期間が長くなると、人と会う機会が少なくなり、会話も表情を意識することも減りますから、表情が乏しくなります。
すると、いつの間にか顔がたるんでくるのです。
そもそも「顔のたるみ」は、老化によって起こります。
ところが、長いマスク生活では、年齢に関係なく、顔がたるんでしまう恐れがあります。
しかも、日常生活では表情筋のうち30%程度しか使いません。
そして、ポジティブな表情に使う表情筋は8種類なのに対して、ネガティブな表情の方が11種類と多いことも分かっています。
意識しないでいると、筋肉はどんどん下がってしまいます。
マスクをつけていると口元が見えないため、表情を作ることに対する意識が薄くなります。
特に口の周りの「口輪筋」は、口の周りを取り囲むように輪になっていて、大部分が骨に付いていないため、年齢に関係なく衰えやすい筋肉です。マスクをしていると口呼吸になり、口輪筋を使わなくなることもあって、顔がたるみやすくなります。
DAIAMONDonline抜粋