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患者さんが紹介で、おみえになりました。今年5月に県立医大に 誤嚥で一週間入院されて、退院後、嚥下体操をしているが、あまり続かないそうです。

80代男性、有名国立大学ご出身の 大変理知的な方でした。奥様、娘様とご一緒に来られました。さっそく、日頃私がプレゼンしている資料を使って、30分ぐらい説明し、一般医療機器.口腔嚥下機能訓練器具「タン練くん」の使い方や、なぜ飲み込む筋肉が鍛えられるのか、また、実際、中に水を入れて、3名のかたに飲んで頂いて、舌がしっかり鍛えられる感を体感して頂きました。そのあと、舌圧測定器で、舌圧を計ると17キロパスカルと、平常値30キロパスカルを大きく下まわってました。
ご本人が仰っていたいたように、水分でむせやすいはずです。このままだと、将来 胃瘻しなければならなくなる可能性のあるが、まだ大丈夫、頑張りましょうとお伝えして、「日常の水分摂取で使用して、しっかり鍛えて下さい。そして一ヶ月後にまた、お越し下さい。そのときの舌圧値の目標を30キロパスカルとしましょう。」と。
2019年5月18日に、NHK「おはよう日本」で取り上げられ放送されたときのNHK記者(絹川様)により、構成、ナレーションをして頂き、最後に言って下さった言葉「お年寄りの命を救う道具」という言葉を使わせて頂きました。
一時間説明したあと、お帰りあの時に、しっかり取り組むとお約束してくださいました。一ヶ月後の元気なお顔を楽しみにしています。