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歯のないお年寄りが食べる方々と、離乳中期(7~8カ月)の乳児は食べ方が似ている。

舌を硬口蓋(上顎)の歯ぐきにギュッと押しつけて食物をつぶして食べるところが同じです。

舌を左右上下に巧みに動かし、舌と歯ぐきを使って食べ物をつぶし、再び舌を左右に使って、つぶした食物を一つにまとめてから嚥下します。

その複雑な動きで嚥下を助けている(舌)は、高齢化すると舌を動かしている舌筋が衰えてきます。また、また、舌から続く嚥下関連筋(14~15種類)も衰えます。気管支の入り口のふた(喉頭蓋)を押し倒してふたをする甲状舌骨筋も衰えます。

生きていくために食べるという本能を利用することがポイントです。舌だけではなく、ゴックンから先も同時に鍛える口腔嚥下機能訓練具「タン練くん」が株式会社 リハートテックより発売中です。