特別養護老人ホームでの食事介助
老人ホーム(70名入居)での、食事介助されている入居者の数は、約20名として、全介助で食べさせてあげる人約5名 後半食べるお手伝いする人15人ぐらいだと思います。
特養は要介護3以上の 手のかかる人ばかりのため、食べる力の落ちてきている人は、とても介護者に負担がかかります。
全介助の人は、スプーン一杯を口に入れてあげて、ゴクンと飲み込んでから、つぎのスプーンを口に運んで食べて貰っているので、こういう利用者が増えると、介護するものの疲弊につながります。そして厨房で作る側でも、きざみ食やペースト食 更にとろみをつけてと、大変な仕事量になります。
基本的な解決策は、食べる筋肉をトレーニングして、みんなが普通食を食べられるようにすることです。私の老人ホームでは、入居時の契約で口腔ケアをすることを説明して了解してもらっています。更に説明して、嚥下力が落ちてきたら「タン練くん」の説明をして購入していただき 嚥下訓練をしていただいています。それが、ご本人や介護職員ひいては 厨房職員を助けるからです。