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脳梗塞の後 飲み込みが悪くなった

脳梗塞で入退院 とても飲み込みが悪くなって リハビリに通っている方からの相談がとても多いです。

脳梗塞と一口に言っても、血管の切れた部位によって、障害の出る箇所や程度も様々です。また、リハビリの目標も、麻痺や動きの悪くなった部位の可動域をなるべく元の状態に近づけるけるために、筋肉などを、早期に動かす傾向にあります。

手足のリハビリと同じように、飲み込みに対するリハビリも同様です。

口腔内の細菌が肺に入ると、誤嚥性肺炎が起こってくるので、口腔ケアがとても大切なのですが、舌の筋肉の低下を見逃すと、重度化してしまうことになります。

嚥下訓練トレーニングで、しっかりと舌圧を上げる事で嚥下力を回復させることが、とても 重要です。

「タン練くん」に飲料を入れて飲むだけで、とても有効なトレーニングになります。飲む時間は2~3分で十分です。大きな負荷がかかるからです。最初は舌がとても疲れますが、それが、短期間に舌圧を上げる証拠です。大きな負荷が舌にかかって「リハビリ」となり、自分の口でいつまでも食べる支えとなります。

食べる力を保つには、舌圧をあげるという発想が抜けていて、全く意識してこなかったと言ってもいいでしょう。

自分の口で食べられなくなると、人は一気に活力を失います。1日 2~3分 「タン練くん」で飲み物を飲むことで 食べたり会話したりするために重要な働きをする「舌」を大切にして、人生を楽しみましょう。