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“誤嚥と誤飲”

誤嚥とよく似た言葉に誤飲があります。

よく似ている言葉で、間違いやすいのですが、意味が違います。

誤飲は「食べ物以外の物を誤って口から摂取する事」を指します。

赤ちゃんが食べ物ではないものを口にして飲み込んでしまう、、、よく起こる事故ですが、これは誤飲となります。

飲食物が気管にに入ることを誤嚥といいます。

誤嚥し「むせ」が起こっても気管に入った食べ物・唾液を出すことができずに、肺炎を起こすことがあります。

これが誤嚥性肺炎です。特に、体力の低下した高齢者や脳血管疾患の患者さんに多いと言われています。また、はっきりとした「むせ」がなくても「誤嚥」がおこっており、誤嚥性肺炎になることもあります。

「むせ」は症状の1つですが、他にも「飲み込みに時間がかかる(飲み込みにくい)」「食べ物をよくこぼす」「口の中に食べ物が残りやすい」等の症状もあります。症状も各個人により現れ方に差があります。

もし、摂食嚥下障害かなと思ったら

早めの対策が必要です。