誤嚥性肺炎でお父様が 去年から三度も入院されているとのこと、ご質問がございました。
ご質問いただいた方は、グランフロント大阪や、堺市のSDGsで発表したもの同士、いわば プレゼン仲間の方からのご質問でした。
内容とは、使用するにあたり、医療機関に向けての製品「タン練くん」の説明事項や利用事例についてということでございました。
大変多い質問です。只今 まさに入院中のお父様(お母様)に使いたいのですが 病院の先生や作業療法士のかたに、なんと説明したら許可をいただけるかというご質問です。
大きく分けて5点 申し上げました。
①哺乳運動により、赤ちゃんは嚥下力を鍛えておりますが 同じ理屈で「タン練くん」で飲むことで、筋肉の連動で、高齢者の嚥下力を鍛えることができる事。
②すでにトロミを付けた水分しか摂取できなければ、ニップルの先端が、1ミリ 2ミリ 3ミリの丸孔のいづれかで、嚥下力がつくまで使用されてから、1.5ミリ、クロスカットのものに戻してお使い下さい。
③病院の先生は対応はまちまちです。大変良いからお使い下さいというご意見や 見たことがないので、どう答えたらよいかわからないという先生もおありのようです。
今までになかった特許商品で、一般医療機器として、厚労省の有識者会議で認定されておりますが、二年前のことなので知らない方も多いと思われます。
④大きな効果を得るポイントは、「赤ちゃんのように絶え間なく舌を動かすことです」
舌圧を上げて連動する喉頭蓋を鍛えることが目的だからです。
「タン練くん」に飲料を入れて飲むだけで口周りの筋肉や、嚥下の際使われる筋肉の全てが鍛えられます。
⑤使い始めは むせるなどあって ご心配なさるでしょうが、使い続けて下さい。
誤嚥性肺炎になっているからと、どんどん食べ物を軟らかくしていくのではなく、
逆に 鍛えていくことが重要です。
お父様が再び 元気に食べられるようになることを祈念致します。お大事に。