1ヶ月ほど前、窒息して苦しく意識が遠のく寸前に詰まったものが出て助かったという方がみえました。
お食事に出かけていた先で、皆さんで楽しんでいたときでのこと、突然、喉に食べ物が詰まって息が出来なくなりました。とても苦しく「このまま死んでしまう」という恐怖を味わったそうです。最後に咳が出て詰まっていたものが飛び出して九死に一生を得たそうです。しかし、その後むせて 飲み込みにくいという症状が残り、お電話をいただきました。。70歳の女性の方です。さっそくお越しいただき、舌圧計で計測するとやはり16kpa(キロパスカル)とても低いものでした。
日本での交通事故死は年間5000人をきってきましたが、食べ物の誤嚥による窒息死は二倍の1万人弱もの方々が亡くなっています。呼吸器系の苦しみは とてもつらく 助けを求める声も出せず、自分の死を悟ってしまう恐怖は、とても大きく ずっと心に残ってしまうそうです。その方も「思い出したら怖くてゾッとする」とおっしゃっていました。誤嚥予防トレーニングボトル「タン練くん」を使っていただき1ヶ月が経過し舌圧計測すると20台後半、かなり舌圧値はあがり「むせることはなくなった」とおっしゃっていましたが、30台までは頑張りましょうと、また、1ヶ月後の計測をお約束し「がんばってタン練くんで、飲み続けてくださいね」と申し上げました。