ワイズメンズクラブ和歌山の例会にて講話。
令和3年7月15日 18:30より、和歌山駅東口YMCAビル 最上階6階大広間において ワイズメンズクラブ和歌山例会が開催されました。今回は安藤会長にお招き頂きまして 私の研究テーマ「誤嚥性肺炎の予防」について40分の時間を頂いて講演させて頂きました。
安藤会長は、和歌山県の東京大学出身者の東大会の会長も兼務しておられて、当日は岸本周平国会議員も来賓としてご参加されていまし。
やはり東大出身者は知事や市長をはじめ 主要な地位に就いておられ、引っ張っておられる事を痛感いたします。
さて、簡単に私の講演内容をお知らせ致します。
日本は人口減少しておりますが、現在、高齢化は4人に一人が65歳になっており、もうすぐ、3人に一人が65歳になろうとしております。人口減少も進み1億2500万人と、毎年40億人近く減少しています。
世界では、78億人から30年後には、97億人に増え、人口爆発が起こるといわれています。
高齢化は中国でも、現在、1億4000万人の65歳以上から、4億人まで増加します。
ある経済市場分析によると、人は高齢化すると必ず足を鍛えるために走るそうです。ナイキやアディダスなど、シューズメーカーがグローバルに売れているのはそのためだそうです。
やはり、健康に長生きするために考えることは皆さん同じなのだと思います。
私はそこに大きな疑問を感じております。
私は誤嚥性肺炎をメインに研究し考えておりますので、なぜ、1番大事な食べる筋肉(嚥下関連筋)を鍛えることが、真っ先に考えないのだろうということです。
誤嚥性肺炎の苦しみは筆舌に尽くしがたいものです。なくなる方の割合も年々増加傾向にあります。
しっかりと噛んで飲み込む機能が、衰えてくると、肺炎を起こしてきます。コロナによる肺炎より、はるかに罹患率が高く、苦しんで寝たきりの方が病院や介護施設のベットを埋め尽くしています。今までこれは予防出来ないものと思われてきました。赤ちゃんの生存本能である、吸綴反射(母乳を吸う舌の動きによるゴクン)を利用した医療機器(タン練くん)で、一日たった一分の習慣で鍛えることが、出来るのです。この点に気がついた人類を救う夢の器具の発明です。しっかり予防出来るのです。
どうして皆さんが気がつかないのか、飲み込みに使われる筋肉と肺への入り口にある喉頭蓋(弁)との間に、嚥下反射があり、関係が理解しがたいからだと思います。
ゴクンと飲み込んで舌が上アゴにひっつくと のど仏が動いて、肺への弁を閉じて、食べ物が通過して、すぐに弁が開いて呼吸をする。という嚥下反射も、脳からの指令により、動いていますが、筋力の連動の低下により、弁の動きがだんだんタイミングが狂い、動きが悪くなって、食べたものが細菌と共にはいり、肺胞に炎症を起こしてきます。
この様な命を縮める誤嚥性肺炎にならないために、足が弱ってナイキやアディダスなどのシューズをネットで12000円で買い求めるよりも先に、タン練くん(4500円)を買って命を延ばしましよう。