現代人は口が衰えやすい
若い人はSNSなどでコミュニケーションをとり、高齢者でも、ひとり暮らしの人が増えて会話の機会が非常に少なくなっています。
昔と比べると、圧倒的に口を動かすことが少なくなり、口の周りの筋肉の衰えやすいことが口腔機能全般の衰えにつながっていると考えられます。
口を開けたり、閉じたり、舌を動かすための筋肉が固くなると、顎関節や舌の可動域が狭くなります。その結果、唾液の分泌が減ったり、噛む力が低下したりするほか、飲み込みがスムーズにできなくなります。
唾液が十分に分泌されないと、口から侵入してくるウイルスや細菌を防御できなくなりますし、歯周病にもかかりやすくなってしまいます。
噛むこと研究室サイト抜粋