誤嚥が気になっているのだけれど、直接、私と話しをしたいとお電話をいたしました。
兵庫県の79歳の女性の方からのお尋ねでした。
食べたものが喉につかえる感じがするので、不安になっているとのことでした。
お母様も、お姉様も誤嚥性肺炎で亡くされて、以前お姉様もお使い頂いていた「口腔嚥下機能訓練器具(タン練くん)」をご自分も使いたいとのご希望でした。
この方に申し上げたのですが、嚥下の機能低下症の症状に気づく方が ほとんどいなくて重症化するケースがとても多いのです。
今この時期に気づいてとてもよかったです。約2~3カ月で、舌の力や 舌と連続している筋肉群、気管の入口にあるふたの役割をしている喉頭蓋を動かす甲状舌骨筋までの筋力が上がってきます。
早い人で二週間で、むせるなどの症状が治ったとおっしゃる方も沢山おられますから、続けて下さいと申し上げました。
この方は、自分のケースを講演会などでしゃべってくれてもいいですよ。とのことでした。
お元気で健康寿命を延ばしてください。