誤嚥性肺炎を防ぐためには、口腔ケアだけでは防ぎきれません。
口腔ケアを怠っていると、口の中に細菌が繁殖しやすくなり、唾液に混じった細菌が、肺に侵入して、繁殖して炎症を起こしやすくなります。
これは、誤嚥性肺炎の大きな原因で、口腔ケアはとても重要なのですが、飲み込む機能を落としてはいけません。私たちは飲み込む機能が落ちていくことを忘れがちです。
40歳代からゆっくり落ち始めます。握力や、大腿四頭筋が落ちていくのと同じです。
でも私たちには、赤ちゃんの時、育ったように、吸啜反射という、本能を持って生まれてきています。とてもとても有難い本能です。
私がささいなことから思いついた、「たんれくん」が思いもよらぬほど、飲み込む力をつけてくれることが、沢山の人のお役にたつことが、自分でもびっくりするほど喜ばれていることがわかりました。
この「道具」を使って、しっかり食べられるようになってください。私の何よりの喜びです。