どうなったら病院を受診したほうがいいですか? 岩手医科大学付属歯科医療センター・口腔リハビリ外来より引用
口から食べる機能の障害(摂食・嚥下障害)が起こると。
・誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を起こす。
・窒息の可能性がある。
・食べられないことで脱水や低栄養となり、全身状態が悪化する。
・食べる楽しみが喪失
などといった障害が発生する危険性があります。
これらは、人が人として生きる上での尊厳にかかわる重大な障害であると言えます。よくある症状としては、以下のようなものがあげられます。
①食事中や食後にむせや咳がよくある。
②お茶などの水分や味噌汁でむせることが多い
③食べると疲れて苦しい
④口から食べ物がこぼれることがある
⑤体重や尿量が減少した
⑥食べたがらない
⑦食事の好みが変わった
⑧のどや口の中に食物が残る感じがする
⑨特に食後に声がゴロゴロする感じ(たんが絡んだような感じ)がある
⑩食べ物がのどにつまって逆流してくる
⑪脱水・低栄養状態がある
⑫風邪ではないのに発熱が続く
⑬夜、咳き込んで目が覚めることがある
⑭過去に誤嚥・窒息があった。
もし、これらの項目にあてはまるものが多いようであれば、口から食べる機能の障害を専門に扱う病院を受診し、必要なけんさを受けることをお勧め致します。
併せて嚥下機能を鍛えるために「タン練くん」をお使い下さい。