麻痺が舌にあるかどうか、気になります。吸い口に弾力があり、舌を動かすことが出来るかがポイントです。うちのホームにもよく似たかたが、いらして、舌に麻痺があり、ふつうのでは、吸い込むことができないため、抽出孔が3ミリのとろみ用を使っています。その方は認知症があるので水では飲まないので、ヤクルトに少し薄めのとろみをつけて飲んでいます。あまり強いとろみは、喉頭残留し二次誤誤嚥の可能性もあるといわれています。とろみの強さは、考慮するところだと思います。認知症がなければ、ニップルを咥えて舌を動かす運動を1分～2分できればよいと思います。

大容量タイプからご使用いただいてもかまいません。口腔嚥下機能訓練を目的としていますので、最初は舌が疲れることを伝えてあげてください。患者さんは自分一人ではできない方もたくさんいらっしゃいます。周りの方のご協力よろしくお願いします。筋肉のトレーニングなので、続けて頂くことが大切です。