言語聴覚士(ST)さんからご質問を頂きました。
日頃 最前線で働き 患者様の声に 一番耳を傾けているお仕事をなさっている方です。本当に大変なお仕事 いかばかりかと拝察いたします。尊敬申し上げます。
効果があると説明してよいかという、ご質問ですが、いまは、喉の筋トレマシーン的なご理解をお願いいたします。飲む力を鍛えるということです。厚労省の有識者会議で、医療機器としての承認を頂き、目下手続き中なので、現段階では、効果をうたうことは差し控えます。
STとして、患者さんに対応するときは、お立場上、数値を示して(舌圧計で)上昇を定期的に計測し、示す事がご自分にも、患者さんの立場にも大切かと思います。納得していただくことが大切ではないでしようか?
また、細菌のお話なども口腔ケアのご説明の時、必要なのではないでしょうか?
そして、たとえば、とてもむせて食事や飲み込みがつらかったとおっしゃる患者様に寄り添い、変化を聞き 感謝の声を実際自分の耳で聞いてみる事が肝要です。
また、軸を患者さん側に置いた見守りや説明が大切です。熱意は必ず伝わります。きっちり最後まで相談にのり、寄り添い対応していただく事が大切だと思います。
患者さんの切なる願いをたくさんお聞きしてきました。そういう方々のためにお役に立てていることに感謝いたしております。
まず、自分でお使いになられて、舌がどれだけ疲れて筋トレになっているか 体験してから勧められたらいかがでしょう。
言語聴覚士を排出する大学に参り 先生方から お悩みをお聞きいたしました。その時は著名な嚥下の専門家の先生の講演を聞きに行ったのですが、本当に誤嚥には ご苦労なさっているらしく、困っておられました。
これから、益々 STさんや、歯科医師、歯科衛生士が重要な時代になることは間違いないです。口腔機能低下症の病名が歯科に去年できました。たくさんの方々を笑顔に出来るといいですね。