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飛野和則先生は誤嚥性肺炎の権威でおられる方ですが、著書の冒頭でこのように述べられています。

抜粋して、お伝えいたします。
誤嚥性肺炎はなかなか治らない、再発しやすい、よく分からない。あまりよい印象をお持ちでない臨床医が多いのではないでしようか?
 食べることを通じて広がる会話や、共有する思い、分かちあう笑顔、食べることは、人として、生きていくうえで、計り知れない意味合いを持ちます。
誤嚥性肺炎になると、これが一気に奪われてしまいます。
食べる楽しみを奪ってしまうことは、もっと恐ろしいことかもしれません。
介護食の種類をその方の症状に合わすに当たって、このことをトコトン考える事が重要、患者さんが願う道を共に歩む事が重要であると述べられています。