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誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎の治療には 噛んだり飲み込んだりする「力」の訓練、また、料理方法の工夫や、食事時の姿勢の指導等が重要です。
私の開発した口腔嚥下機能訓練器具は、世界で始めて、哺乳行為(嚥下し、喉頭蓋の閉鎖までの筋肉の連動、呼吸との交通整理)で、大人の嚥下関連筋を鍛えようとするものです。

離乳食初期(5~6カ月)
  舌の前後がみられる。ドロドロの離乳食は食   
  べられる。
離乳食中期(7~8カ月)
  舌の上下の動き(押し潰す)が出来るようにな
  る。
離乳食後期(9~11カ月)
  上下の前歯が生えそろい、かじれるようにな
  り、左右の舌の動きが出来るようになるため
  、舌を使って押し潰すことが出来るようにな
  ります。離乳食は歯ぐきで押し潰せる固さで
  す。
離乳食完了期(1~1歳3カ月)奥歯が生え始める。
  しっかり噛んで食べれますが、ゴクンと飲み
  込むときに、舌が上顎につく運動と 舌の真 
  ん中に食べ物をのせて、舌背の部分まで次々
  上顎について、食べ物を咽頭に押し込む力が
  ついてきます。

この力の部分が育つことが、一生食事する上で重要です。
老年期にこの力が衰えると、嚥下機能が衰えてきます。
タン練くんは、この哺乳行為を老人にも、応用出来ると考え、特許取得し、医療機器製造販売業の認可を頂き、(リハートテック株式会社)を立ち上げ、世に出した嚥下機能訓練器具です。