生まれたばかりの赤ちゃんが母乳を上手に飲むのは、吸綴反射(原始反射)があるからだといわれています。生存するために必要な能力です。原始反射は約2ヶ月で消えるらしいのですが、習得した吸綴能力で、飲み込む力や口周りの筋肉が育っていきます。

二度という意味は、加齢や筋肉の障害でリハビリが必要になったとき、大人用の吸い口を持った(タン練くん)で、舌や顎をしっかり動かす事によって、飲み込む筋肉を鍛えましょうという意味です。

もちろん赤ちゃんのような舌の動か仕方を覚えているわけではありませんが、少しずつ慣れて舌を動かすと、中の溶液が出てくるようになります、もちろんその方の症状により鍛えられ方のスピードは違いますが根気よくリハビリと思って舌を動かして飲んでください。舌は、舌骨や喉頭蓋(こうとうがい)と筋肉で連動しています。

ご質問にある、脳血管疾患で哺乳反射が再び発現されたかたしか使用できないのでしょうか？

の部分はそのようなことはありません。少しずつでも、舌を動かして鍛えることはできます。根気よく介助しながら続けてください。