寝たきりの方が、寝たままで飲むのは良くありません。

必ず上体を起こして、顔をまっすぐ前に向けたままで、水平になるぐらいにして使って下さい。そして必ず見守りが必要です。

顔を上に向けて飲むことも避けて下さい。気管に入りやすくなり、むせる場合があります。ボトルの中身が減ってきたら、吸い口部分を曲げてボトルの底を持ち上げ、鼻につくぐらい立てて、飲み切って下さい。

また、ごえんがすでにある方は、口の中の飲み物を飲み込む際に、やや顔を下向きにして、飲み込んで下さい。

ごえんがひどい方は、しばらくはボトルの中身を入れずに、まず吸い口を、舌を使ってしっかり吸うトレーニングをして下さい。