年齢を重ねると飲み込む力が低下しますが、高齢者に発症するもので、若いうちは関係ないと考えている方も多いのではないでしょうか?実は、喉の老化は早い人で40代から始まっており、年齢を重ねるごとに喉の筋力はどんどん衰えてしまうのです。
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食事の際によくむせる、声がかすれる、薬が飲みこみにくくなった…などの自覚はありませんか?30代や40代で思い当たる人も多いはずですが、これらは喉の老化が始まっているサインかもしれません。高齢になると嚥下機能が低下しますが、喉の筋力は40代から少しずつ衰え始めるのです。
最近では柔らかい食べ物が増えた影響もあり、高齢者だけではなく若い人でも嚥下機能が低下し、喉の違和感を訴える人が増えているようです。そのような症状が進むと、食べ物を飲み込む力や異物を吐き出す力が弱くなり、やがて嚥下障害に陥ってしまうかもしれません。
食事中に飲み込むという当たり前の動作を、若いうちから意識する人はほとんどいないでしょう。そのため、飲み込む力が低下していることに気づきにくく、はっきりと飲み込みづらさを自覚したときには、嚥下障害がかなり進行していることも少なくありません。
現実には、多くの方が嚥下機能の低下により、自力で食事ができなくなっています。喉が老化すると、命にもかかわる「誤嚥性肺炎」を引き起こしやすくなりますので、決して侮れるものではありません。
誤嚥性肺炎の患者を男女比で見ると、男性のほうが多いことから、飲み込む力は男性のほうが弱くなりやすいとされています。その理由については諸説ありますが、一般に女性よりも男性のほうが、喉仏が大きいことが関係していると考えられます。
喉の筋力を示す喉仏の位置は、もともと女性のほうが高めです。しかし加齢と共に喉を支える筋力が低下してくると、喉仏は男性のほうが大きい分、顕著に下がってきます。
また、一般に男性よりも女性のほうが話し好きで、普段から喉の筋肉が使われ鍛えられていることも理由ではないか、という考え方もあります。会話をすると喉の筋肉が使われるため、自然と飲み込む力も鍛えられ、誤嚥しにくくなるということです。
食事は一生続けるものですから、食べ物を飲み込む機能は決して衰えさせてはいけません。まだ若いから大丈夫と思わず、喉を意識的に鍛えることで、将来起こりうる嚥下障害や誤嚥性肺炎を予防しましょう。
嚥下機能が低下すると、食べ物や飲み物を飲み込む際、細菌や異物を一緒に飲み込んでしまうことが起こりやすくなります。
飲み込んだ細菌が誤って肺に送られてしまうと、そこから誤嚥性肺炎を引き起こす恐れがあるので注意しましょう。
誤嚥性肺炎の兆候としては、咳・むせる・口が乾くといった症状がみられますが、不顕性誤嚥の場合は要注意です。不顕性誤嚥が引き起こす誤嚥性肺炎については、「誤嚥性肺炎のリスクが高まる!?咳やむせる等の症状が出ない不顕性誤嚥とは?」のページをご覧ください。
ReHEARTTEK(リハートテック)では、いつまでもご自分の口で食事ができるよう予防的なトレーニングを広めたいという思いから、日常で手軽にできる嚥下力トレーニング器具『タン練くん』を開発しました。
飲むだけで舌・口輪筋・嚥下に関連する筋肉が鍛えられます。最初は何も入れずに吸うトレーニングから始め、慣れてきたらお茶やジュースなどの飲料を入れて飲んでください。器具は少量タイプと大容量タイプをご用意しています。高齢者様のいるご家庭、老人ホーム等の介護施設でもぜひご活用ください。
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設立 | 2017年11月 |
代表取締役 | 笠原 佳代 |
事業内容 | 嚥下力トレーニングボトル「タン錬くん」を主とした開発・製造・販売 |
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